こんにちは、つーぱぱです。
妻と2人で1年間育休を取り、長女「つーちゃん」の子育て中です。
(2024年9月生まれ。2025年9月まで育休。)
ここまで育休を約半年取ってきて感じた、長期の(男性側の)育休が向いている人・家庭の特徴を考えてみたいと思います。

長期育休が向いている人の特徴(夫側)
家事ができる
最近は、家事ができる男性は珍しくないですよね。
大学生の頃から一人暮らしをしていたり(していても家事スキルが上がるとは限らないけど…)、料理や掃除など、こだわっている人も多い印象です。
共働き世帯も多く、夫婦2人で生活している場合でも、男性が家事を負担することは一般的と思います。
男性が育休を取ってありがたがられる一番のポイントは… 「家事をこなすこと」
もちろん、赤ちゃんのおむつを替えたり、お風呂に入れたり、やれる育児はたくさんあります。
ただ、基本的に赤ちゃんに一番近い存在はやはりお母さんです。母乳で育てている場合はより顕著だと思います。
育児では二番手のお父さんがするべきことは家事なのです。むしろ家事に関しては一番手です。
出産直後の時期はもちろん、何ヶ月経ってもこの構図は変わりません。
「家事ができる」というのは、一人で数日を過ごせるというレベルではありません。何ヶ月、何年も、家で一番家事をしている人であり続けられるということだと思っておいた方がいいと思います。(私も、今一度肝に銘じて頑張ります)
とは言え実際は、妻も少しづつ手が空いてくると思うので、上手いこと分担してこなしていくのが理想ですね。
家事育児(=妻・子)を優先できる
今までの仕事の忙しさから解放されます。社会人になってからは経験したことない長さの連休が始まります。テンション上がります。
仕事ばかりの毎日で、やりたいこと、行きたい場所が溜まっていると思います。この育休、どう有意義に過ごしてやろうかという気持ちになります。
ですが、その「有意義」の価値観、あなた中心になっていませんか。
私はなっていました。
もちろん、自分の満足する休み期間にするのは大事なことですし、ぜひそうしていただきたいです。
ただ、家族が一番幸せになる(と思われる)行動を取る意識を常に持っているべきだと思います。
自分の欲求を優先していると、絶対その通りにならないので、逆にストレスが溜まりやすいと思います。
であれば、最初から「まずは家族優先」「もし時間ができたら思いっきり楽しむ」くらいのスタンスでいる方がお互いのためになります。
どうしても自分優先になってしまう人は、育休中、妻と良好な関係を保ち続けるのは難しいと思います。
子どもが好き
こちらのコンディション関係なく、長時間赤ちゃんと一緒にいることになります。
夜中や明け方にうるさくされたり、泣いている理由が分からなかったり、理不尽と感じることも多いです。
ちょっとしんどいなと感じることはあると思いますが、それでも「子どもが好き」「我が子が最高にかわいい」という気持ちがベースにあれば、何とかなります。
逆にいうと、それがないと相当辛いと思いますね。
「育休を取ったら仕事をしなくていい」というのはかなり魅力的に感じると思いますが、主夫に転職するくらいの気持ちでいた方がいいんじゃないかと思います。
(夫の)長期育休が向いている人の特徴(妻側)
夫は頼れる存在である
案外、夫に育休を取ってもらいたくない方って一定数いるらしいですね。
夫の分も食事(特に昼食)を用意しないといけないとか、何もせず家に居られるくらいなら仕事して稼いできて欲しいという意見を聞いたことがあります。
夫がお荷物では、育休を取ってもらうメリットがなく、むしろデメリットになってしまいます。
夫に家事育児、書類や申請関係、精神的な部分など、何かを頼れるということが前提条件としてありますね。
育休期間中に変わってしまう人も…?
「結婚したら人が変わってしまった」というのはよく聞く話ですよね。
子どもが生まれる前後でも、妻が夫に冷たくなったとか、よく聞く話だと思います。
子どもが生まれて1〜3ヶ月くらいは、夫婦共にハイになっていて、育児頑張るぞ!とか、パートナーに対しての感謝ができている時期だと思います。
ただそれ以降は、一旦落ち着いて、赤ちゃんがいる生活が日常になってきます。
すると、育児に対する熱量が落ちてきて少し面倒に感じたり、パートナーの悪い部分が目がついたりしてしまうものです。
自分たちがそうなるかどうかは分からないと思いますが、結婚して性格変わったという人や、熱しやすく冷めやすい人はこうなる可能性があると思ってもいいかもしれません。
育休は長ければ長いほど良いというものではないという視点で、取得期間を考えるのも大事です。
体力に自信がない
育児は体力勝負です。
少しづつ慣れてはきますが、すごく楽になるものではありません。
寝不足の中、赤ちゃんに気をつかいつつ家事もこなす。夫が帰ってきたらその相手もして、休日もお出かけしたり買い物に行ったりで何だかんだ忙しい…。
結構タフな仕事です。世の専業主婦様は本当にすごいなーといつも思っています。
熟練してくると、手の抜き方もベテランになってくるのですかね笑
頑張りすぎるのも良くないですが、最低限こなさないといけない仕事量がそこそこありますよね。体力に自信がない方にとっては、夫の育休取得はありがたく感じるかと思います。
赤ちゃんと常に一緒にいるのがプレッシャーになる(と思う)
体力面だけでなく、精神面でも追い込まれます。
大人二人いれば、赤ちゃんがギャン泣きしていたとしても「めっちゃ泣いてるね〜。これはこれでかわいいね」みたいなテンションで乗り切れます。
でも、一人だと精神に来るものがあります。正直結構辛いです。
泣いているのは自分の責任…。とか思い始めます。
もし周りに仲の良いママ友ができれば、頻繁に会って気分を晴らすことができていいと思います。
それが難しい場合は、育休中の夫が強い味方に感じるかも知れません。
長期育休が向いている家庭の特徴
金銭的な不安がない
共働きの時期からすると、収入は減ります。
育児休業給付金があるので、そこまでは減りませんが、ボーナスがなかったり(休んでいる期間分)、昇給が遅れたり、金銭的に遅れを取ることは事実でしょう。
これに関しては、共働き期間にしっかりと資産形成を進めておくことをお勧めします。
二人で育休を取ったら貯金額(貯蓄率)が減ってしまうけど、赤字じゃなければいいか。くらいの余裕を持って過ごせると精神的に安定します。
親(おじいちゃん・おばあちゃん)に頼れない
これは大きい要素ですね。
妻側の両親が近くにいて、すぐに頼れるような場合は、夫の育休は必須でないかも知れません。
里帰り出産をして1ヶ月ほど実家にいるというのも割と一般的ですから、その分夫の育休期間を短くする家庭も多いと思います。
逆に里帰り出産もできず、近くに親族がいないという状況で、夫の育休を取らないのはかなりしんどいですよね。
親族といっても、夫側の両親では妻は気が休まらないので、そこは考慮に入れて考えた方がいいと思います。
夫婦仲がいい
何やかんや言っていますが、結局これと言っても過言ではないでしょう。
夫婦仲が良ければ、一緒にいる時間を増やせることに喜びを感じます。
平日にのんびり旅行やお出かけもできます。
辛いことを二人で乗り越えて、良い思い出にすることができます。
とても有意義な期間にすることができますよ。
私も、残りの半年間、悔いの残らないような過ごし方をできるよう頑張ります。
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